apcupsd (ver 3.14.8) の導入

注意点(というかハマったとこ)

・ver 3.14.8 からの設定ファイル(apcupsd.conf)は少し内容が違うので注意。
・シリアルケーブルは、種類によってはすんなりつながらないので注意。(よってUSBでつなぐのが無難)

以下、導入手順(ubuntuServer9.10)。一部引用。

UPSを電源に繋ぎ、充電しておきます。私は数時間程度で動かしましたが、十分充電した方がいいと思います。

UPSとサーバをUSBで接続し、サーバの電源をUPSに挿してサーバを起動します。

■パッケージをインストールします。
sudo apt-get install apcupsd

■設定ファイルを修正します。
sudo vi /etc/apcupsd/apcupsd.conf

【マスター側】

○ケーブルタイプ
UPSCABLE usb

UPSタイプとデバイスファイル
UPSTYPE usb
DEVICE

タイムアウトの設定(sec)
TIMEOUT 0

○シャットダウン実行のバッテリ残量の設定(%) → 残10%になったらシャットダウンする。
BATTERYLEVEL 10

○上記バッテリ残量からシャットダウンまでの時間設定(min) → 実際にシャットダウンするまでのインターバル
MINUTES 1

○バッテリ稼働後のシャットダウンする時間の設定(sec)
TIMEOUT 0

○要求を受け付けるクライアントのIPアドレス(全てOK)
NISIP 0.0.0.0

【スレーブ側】

○ケーブルタイプ
UPSCABLE ether

UPSタイプとデバイスファイル
UPSTYPE net
DEVICE 192.168.10.10:3551

○シャットダウン実行のバッテリ残量の設定(sec)
BATTERYLEVEL 10

○上記バッテリ残量からシャットダウンまでの時間設定(min)
MINUTES 1

○バッテリ稼働後のシャットダウンする時間の設定(sec)
TIMEOUT 0

■/etc/default/apcupsdも修正します。
sudo vi /etc/default/apcupsd

※この修正をしないとデーモンが起動しないらしいです。

ISCONFIGURED=no
 ↓
ISCONFIGURED=yes

■再起動します。(マスター、スレーブ)
sudo /etc/init.d/apcupsd restart


$ sudo apcaccess status
で、UPSの状態が確認できます。

必要であればGUI用のcgiもインストールします。
sudo apt-get install apcupsd-cgi

http://localhost/cgi-bin/apcupsd/upsstats.cgi

等で確認できます。